ブランディング・サービス

ブランドとは?

多くの書籍やインターネット上には、ブランドとは「信頼」であるとか「差別化すること」とありますが、それはほんの一部の要素です。

ブランドを一言でいうなら『思想』。

物やサービスを提供する企業・団体・個人のお店が、自分のサービスによってどんな世界を実現したいのか、社会をどう変えたいのか、どんな人に届けたいのかといった考えをまとめたもの。

そうして創りあげた思想は共有されるべきものであり、ユーザーにとってもその世界観を共有・実現することで多くのベネフィットが享受できること。
それこそがブランドであり『思想』です。

『思想』は共有するものであり『共創』することでもあります。

 

利益を生みだすブランディング

売上げを伸ばすことは簡単です。
大量に安く売ればいいのです。
しかし利益は薄くなるでしょう。

ブランディングは利益をもたらします。
商品やサービスの価値を、消費者(買い手)の意識の中でたかめてあげることで、その価値にふさわしい自由な価格設定が可能になるから。

 

ブランディングする覚悟はありますか?

ブランドとしての曖昧さが、いま持っている強みやほんとうに伝えたいことをぼんやりとさせてしまうことがあります。
売り手の迷いは、買い手(消費者)の商品選択の迷いにもつながります。

ときに企業のコンセプトやビジョン・ミッションそのものを再考してブランドプロミスを再構築する覚悟が必要となるかもしれません。

その結果、わかりやすさが改善されて顧客が受け入れやすくなります。
また企業内でも、やるべきことが明確化されて従業員のモチベーションもあがり、離職率改善などの副次効果も期待できます。

 

トータルブランディングサービス

経営戦略としてのコンセプトワークから、どういったブランディング戦略が必要なのかを割りだし、顧客とのコミュニケーションをデザインしていきます。
社会にどう切り込むべきか、トレンドをどう捉えるか、どのポジションに狙いを定めるか、顧客がかかえる問題点をみつけだしてどう解決すべきなのかなど、あらためてブランドの『思想』を創りだします。

 

トータルブランディングで解決できること

新規・既存のビジネスを成長させることが目的となります。

具体的にはまず、企業理念やビジョン・ミッションの見直しあるいは再設定して、ブランドとして表明すべき考え方や方向性を明らかにします。
それをもとに企業や団体、お店が社会に存在する理由や価値観を決定していきます。

ここで決められたことは、企業やお店の経営者だけでなく末端のスタッフをふくめたすべての人の共通観念とし、『文化』として定着させて維持していくべきものです。
現実問題としてこの共有がうまくいかず、ブランディングに失敗している事例がたくさん存在しています。

そして、自社やお店の独自性と優位性、強みや脅威となるさまざまな要因の分析をおこなって、ブランドの価値観に基づいた集客方法や商品開発、店舗のビジュアル、営業スタイルなどを確立していきます。

人材採用に関しても、ブランディングによって解決できることはたくさんあります。
求人に応募してくれる方も顧客対象でもあり、そしてなによりブランドの一番の理解者になってくれる可能性のある人たちです。

そのような人たちにも顧客同様に、明確なブランドとしてのメッセージを伝える必要があります。
社会にたいしてどのような貢献をしているのか、理念やビジョンは何か、応募する人たちがそこで働く自分の姿を想像したときに、活き活きとしているイメージを持てるか。

それらの課題の全ては、ブランディングで醸成される哲学や思想、ブランドプロミスで解決することができます。

ブランディングはそうした社内的な問題にも解決の道を提供してくれます。

 

 

ごあいさつ

Director / Writer Atsushi Hiruta

『ブランディング』という言葉がひろく使われるようになりましたが、しばらく前まで欧米のそれと日本のものとでは考え方や手法がずいぶんと異なっていました。
しかし最近では、大手自動車メーカーが経営戦略の直下にクリエイティブチームを配置して成功し、全社的にブランドを創出していくというスタイルが重視されるようになりました。

そこでわかったことはつまり、単にキャンペーンで広告を打ったりする小手先のプロモーションではなく、よりクリエイティブな発想で顧客のかかえる問題を解決をし、価値観や世界観をどう共創していくかを、ブランドをもつ企業や団体・個人が総力戦でとり組む必要があるということです。

情報の多さとともに時代の流れも速くなり、一年前の手法は通用しなくなることもしばしば。そんなときに内製でブランディングするチカラさえあれば集客や人材確保も、さらには利益確保さえもうまくいくようになるはずです。
そのお手伝いができれば幸いです。
Atsushi Hiruta sign

 

 

 

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